浴室の種類は大きく分けると「在来工法」「ユニットバス」「ハーフユニットバス」の3パターンがあります。
「在来工法」とは、昔ながらの浴室の工法で、一般的な部屋に防水加工を施し、その上にコンクリートやタイルでお風呂場を作っているものです。
防水加工をしている点以外は他の部屋と変わらないため、築20年位を過ぎるとタイルがひび割れし、水漏れやシロアリなどのトラブルが発生しやすいというデメリットがあります。
「ユニットバス」とは、浴槽や壁・天井・床などのパーツを工場で作り、施工現場で組み立てるバスルームです。
全体が継ぎ目のない構造になっているので水漏れのリスクが少なく、またパーツを組み立てるだけなので工期が短く済むなどのメリットがあり、最近の浴室で主流になっています。
この在来工法とユニットバスを組み合わせたものが「ハーフユニットバス」です。
浴室内に屋根の傾斜や出っ張った柱があるなどの理由で、規格サイズのユニットバスが入らない場合に、間取りを変えることなくリフォームできるというメリットがあり、費用も一般的なユニットバスの工事と同等です。