今日のブログでは、外壁塗装の「下塗り塗料」についての知識をまとめてご紹介します。
1.外壁塗装の下塗り塗料選びはプロにお任せするのがオススメ
大前提として、下塗り塗料選びは塗装業者にお任せするのがオススメです。
というのも、下塗り塗料は、外壁材の種類や劣化の進行具合、選ぶ上塗り塗料など、様々な専門的要因を踏まえて選ぶ必要があるためです。知識のない一般の人が選ぶのは、至難の業と言えます。
とはいえ、「塗装業者の提案してくれた下塗り塗料で問題がないのだろうか…」といった疑問や不安を抱く人もいるでしょう。
そこで、下記にて、下塗り塗料を選ぶポイントやオススメの下塗り塗料製品をご紹介します。提案された外壁塗装の下塗り塗料をチェックするときの参考情報として、ご活用ください。
2.[参考]外壁塗装の下塗り塗料を選ぶポイント
外壁塗装の下塗り塗料を選ぶポイントは、下記の通りです。
[下塗り塗料を選ぶポイント]
◎上塗り塗料との相性/外壁材(下地)との相性など
・上塗り塗料との相性(多くの場合、中塗り・上塗りには同じ塗料を使用します)
・外壁材(下地)との相性
・(塗装が施されている外壁の場合)塗装されている塗料との相性
は、下塗り塗料を選ぶ重要なポイントです。
仮に相性のよくない下塗り塗料を選んでしまうと、“下塗り塗料と上塗り塗料”もしくは“下塗り塗料と外壁材”などがうまく密着せず、外壁塗装が早々にダメになる可能性が生じます。
また、「無機塗料・フッ素塗料・高弾性塗料が塗装されている外壁」の上から塗装する場合には、相性の良くない下塗り塗料を選ぶと不具合が生じやすいため、特に(下塗り塗料選びに)注意をする必要があります。
◎外壁の劣化状況、進行具合
ひび割れ/塗膜のはがれ/チョーキング(手で触ると粉状のものが付着する状態)などの劣化の進行具合によって、下塗り塗料を選定することもあります。
◎下塗り塗料の色
下塗り塗料製品によって、カラーラインナップは異なります。そのため、下塗り塗料の色を重視する場合は、塗料色を決めるだけで、下塗り塗料製品の選択肢がグッと絞られることもあります。
下塗り塗料の種類
下塗り塗料には、プライマー/シーラー、フィラー(微弾性フィラー)などの種類があります。
●プライマー/シーラー
・「外壁材(下地)」と「中塗り・上塗り(仕上げ塗装)」を密着させる
・外壁材(下地)を補修する・補強する
といった、一般的な下塗りの性能を有する塗料をプライマー/シーラーと言います。
※特に、塗料の吸い込みを止めることを得意とした下塗り塗料のことを「シーラー」として、プライマーと区別することもあります。
●フィラー(微弾性フィラー)
一般的な下塗りの性能(上記参照)を有し、かつプライマーやシーラーと比べて粘性のある(ドロドロしている)下塗り塗料を「フィラー(微弾性フィラー)」と言います。
フィラー(微弾性フィラー)は、たとえば、「特に補修・補強の必要な外壁材(下地)」「凹凸のある外壁(リシン、スタッコなど)」などの塗装時に選ばれることの多い下塗り塗料です。
3.[参考]外壁塗装用|オススメの下塗り塗料5選!
本サイトを運営している塗料メーカー「アステックペイント」がオススメする外壁用下塗り塗料製品5選をご紹介します。
[オススメ!外壁用下塗り塗料5選]
〇プレミアムSSシーラープライマー
フッ素・無機塗膜の塗替えも可能な、密着に優れた水性下塗材です。
※対応素材:コンクリート/モルタル/ALC/窯業系サイディング
〇エポパワーシーラー
幅広い下地に対応できる外壁用下塗材。
※対応素材:コンクリート/モルタル/ALC/窯業系サイディング ほか
〇サーモテックシーラー
屋根外壁用遮熱下塗材。 赤外線を反射し、遮熱上塗材との併用により、遮熱効果をアップします。
※対応素材:コンクリート/モルタル/ALC/窯業系サイディング ほか
〇エピテックフィラーAE
強靭な塗膜を有している為、耐久性と防水性に優れている、エポキシ結合の微弾性フィラーです。
※対応素材:コンクリート/モルタル/ALC/窯業系サイディング
〇弾性エポシーラー
高い弾性を有する外壁用下塗材。超低汚染リファイン弾性1000Si-IRの下塗りとして使用できます。
※対応素材:窯業系サイディング
※参考:アステックペイント
外壁塗装において、下塗りは絶対に必要です。
なぜならば、下塗りなくして、外壁塗装をキレイに仕上げことも、外壁塗装の耐久性を担保することもできないためです。
外壁塗装をお考えの方は、ぜひ弊社までご相談ください!
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